- 2022年7月23日
ファーニホウの聴き方ガイド
聞こえた音を見える化する
ファーニホウの聴き方ガイド 聞こえた音を見える化する text by Pause Catti(作曲家・プロデューサー) 例えばクセナキスの音楽を聴いて、「なんかかっこいい」という印象よりさらに深く作品について知ろうとするなら、どこまで正 […]
ファーニホウの聴き方ガイド 聞こえた音を見える化する text by Pause Catti(作曲家・プロデューサー) 例えばクセナキスの音楽を聴いて、「なんかかっこいい」という印象よりさらに深く作品について知ろうとするなら、どこまで正 […]
さかしまのジゼル <第5回> 第1部 IV オペラ座の女王 かげはら史帆 あのひとの足音だけは、すぐにわかる。 コツ、コツ、コツ。馬の蹄がステップを踏む、軽やかな音だ。 女性ダンサーたちは、みんな彼女のスキルを盗もうと必死だ。彼女 […]
「ただ音楽だけがある」ということ 波多野睦美&北村聡インタビュー text by 原典子 ずんと響くコントラバスの足どり、もの哀しげに歌うバンドネオン、浮遊感に包まれる声―― もし何も知らずに聴いたら、これが17世紀の作曲家ヘンリー・パーセルの曲だと […]
さかしまのジゼル <第4回> 第1部 III リヨンの家出少年 かげはら史帆 フランス南西部の街・ボルドーから、若い男性ダンサーが移籍してくる。 そんな噂を耳にしたのは、ジュールが10歳の頃だった。 そのダンサー──シャルル・マズ […]
<Review> 「改革」の精神を受け継ぐプロダクション 新国立劇場 グルック 歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》 text by 有馬慶 cover photo 撮影:堀田力丸/提供:新国立劇場 現代日本のオペラ改革 クリストフ・ヴィリバルト・グ […]
坂入健司郎インタビュー【後編】 箕面市立メイプルホールでのブラームス交響曲全曲演奏会に向けて text by 原典子 cover photo ©Taira Tairadate 坂入健司郎インタビュー【前編】 重厚壮大ではなく じつは清涼なドイツ音楽 […]
バロック・オペラと歌舞伎の交錯がもたらすリアリティ ヘンデル 歌劇《シッラ》日本初演 神奈川県立音楽堂 室内オペラ・プロジェクト第5弾 text by 布施砂丘彦 2年半越し、待望の《シッラ》上演へ いま、ヘンデルのオペラがアツい。一昨年は、鈴木優人 […]
さかしまのジゼル <第3回> 第1部 II 遠き日の武勇伝 かげはら史帆 バレエダンサーは深夜労働者だ。 出番はたいがい夜が更けてからになる。オペラとバレエとの2本立て上演の日は、ほとんどの場合バレエの方が後半に回されるし、オペラに […]
坂入健司郎インタビュー【前編】 箕面市立メイプルホールでのブラームス交響曲全曲演奏会に向けて text by 原典子 cover photo ©Taira Tairadate 箕面市立メイプルホール(大阪府)の《身近なホールのクラシック》シリーズの一 […]
箕面市立メイプルホール(大阪府) 身近なホールのファンづくり【後編】 text by 八木宏之 身近なホールのファンづくり【前編】 501席のキャパシティだからこそ貫ける挑戦する姿勢 近年、その意欲的な企画やラインナップがクラシック音楽ファンの間で話 […]
箕面市立メイプルホール(大阪府) 身近なホールのファンづくり【前編】 text by 八木宏之 それは生涯学習講座から始まった 大阪府箕面(みのお)市は、箕面大滝をはじめとする自然に恵まれた静かな街だ。緑豊かな環境ながら、大阪市中心部にもアクセスの良 […]
マリンバ音楽が背負う現代性の宿命 神奈川県立音楽堂 シリーズ「新しい視点」 『ダブルポートレイト・フォー・マリンバ・アンド・ザ・フューチャー』 text by 八木宏之 「新しい」楽器マリンバ 音楽家と聴衆の間の相互コミュニケーションの可能性を探る、 […]